舌下免疫療法
舌下免疫療法は、アレルギーの根本的な解決を目指す新しい治療選択肢です。従来の対症療法とは異なり、体質そのものを改善する効果が期待されています。
舌下免疫療法の仕組みと治療の目的
舌下免疫療法とは、減感作療法と呼ばれるアレルギー疾患治療法の一つです。アレルギーの原因物質(アレルゲン)を持続的に体内に吸収させることにより、アレルゲンに対する耐性を生み出すことができます。
この治療はアレルギー性鼻炎の症状を和らげるだけでなく、体質改善によって他の薬物療法を必要としない状態、もしくは薬の量を大幅に軽減させることを目的としています。
具体的な治療方法と手順
実際の治療では、アレルゲンを加工した舌下錠を使用します。これを毎日、舌の下に置いて一定時間保持し、粘膜を通じて成分を体内に取り込みます。自宅で継続できるため、通院の負担が比較的少ないのが特徴です。
治療の対象となる方と健康保険の適用
現在、この治療の対象となっているのは以下の疾患をお持ちの方です。
| 対象疾患 | スギ花粉症、ダニによる通年性アレルギー性鼻炎 |
|---|
鼻炎治療薬だけでは症状のコントロールが難しい、比較的重症の方に適した治療法です。治療は数年単位の長期間を必要とし、開始にあたってはいくつかの条件をクリアする必要があります。なお、治療には健康保険が適用されるため、費用面での負担も過度に心配する必要はありません。
治療の詳細や開始時期については、まずは直接、医師にご相談ください。
